『シュタインズゲート』第12話考察:SERNの強襲。裏切りの萌香
シュタゲをもっと楽しく視聴してもらうための考察。
今回は第12話。ついに完成したタイムリープマシン!しかしその後SERNの強襲が待っていた。
夢の中?まゆしぃの意味深な発言
冒頭、岡部は荒れ果てた荒野に立っていた。絶望に満ちた顔をして立っていた。そこでまゆしぃと思われる影を見つけると、彼女が語りかけてきた。
「ここはね、7000万年前の地球だよ。おかりんは、タイムマシンでここに送られちゃったんだ。」
「まゆしぃはね、おかりんを追いかけて、たくさんたくさんたーくさんの世界線のおかりんを探し続けてきたのです。」
「ここにいるおかりんも、たくさんいるおかりんの一人…」
「ここにいるまゆしぃも、たくさんいるまゆしぃの一人…」
「おかりんもまゆしぃも、ここで死んじゃうと思う。」
「でもきっと、7000万年後の秋葉原にいるおかりんとまゆしぃまで、意思は連続していくんだって思う。」
「だから、大丈夫だよ。」
次の瞬間、ラボの屋上に立っていた岡部。
果たしてこれは、岡部の夢の中だったのだろうか?それとも…
ここで死んじゃうの、”ここ”とは夢の中のことだったのだろうか。
そして、意思は連続していくとは一体。どんな意思のことなのだろうか。
それとも何かの暗示だったのだろうか。
ついにタイムリープマシンの完成!
牧瀬紅莉栖とダルにより、ついにタイムリープマシンが完成した。
過去へ記憶を遅れるという装置だ。その仕組みとは以下の通り。
要領にして、3.24TB。
↓
しかし電話レンジで送れるデータは、36B+α。
↓
なのでLHCに一旦送り、ブラックホールの力で圧縮。
↓
それをタイムリープマシンに送り、Dメールと同じ要領で過去に送る。
②データはDメール同様、過去の携帯へ送られる。
③携帯の拡散電波を利用し、過去の自分の脳に今の記憶をコピー
④未来の記憶を持った自分の誕生
※データを送れるのは、最大で一度に48時間まで。
それ以上は脳の状態の齟齬が大きく、失敗の可能性が。
人間が試す必要がある。
岡部は、考えた後、結論を出す。
「実験はしない。この事は世間に公表する。」
岡部はこの時、SERNに監視されていることを恐れ、このように発言したのだろう。タイムリープマシンを完成させ実験を成功してしまったら、ラボメンに危険が迫ると判断したに違いない。
SERNの強襲。裏切りの萌香
タイムリープマシンの完成パーティが終わった時、テレビから電車爆破のテロ予告のニュースが流れる。何か嫌な予感がしたのか、鈴羽はふとある事を尋ねる。
「このパーティって、タイムリープマシンが完成した記念なんだよね。SERNのハッキングは続けてるの?」
「続けてるって言うか…SERNと直接回線で繋がったんだだお。」
これを聞くと、鈴羽は急に表情が曇った。
「みんな!今すぐ…!」
言いかけて鈴羽は、「ごめん。私帰る。」
直後、岡部は気付く。ラボの砂時計が止まっていることを。
更にまゆしぃも気付く。
「あれぇ。まゆしぃの懐中止まっちゃってるぅ。」
直後、銃で武装した集団がラボに突入してくる。
その後、集団の後ろから現れたのは、
あの萌香だった。
「タイムマシンはSERNが回収する。」
「牧瀬紅莉栖、岡部倫太郎、橋田至、3名は一緒に来てもらう。」
「椎名まゆりは、必要ない。」
「FB…FB…FB…」
そう言った萌香。銃声とともに撃たれるまゆしぃ。
岡部は絶望する。
急展開だがここで明らかになったことがいくつかある。
・タイムリープマシンの完成を待っており、完成後に突入したこと。
・岡部、ダル、牧瀬紅莉栖を連れ去ること。
・まゆしぃは必要ないので殺すのを躊躇わないこと。
・萌香がSERNの人間であったこと。
岡部が推察していた通り、脅迫メールはSERNからの警告であったのである。
また、第6話でも萌香がぶつぶつ呟いていた「FB」とは何なのだろうか。
いかがだったであろうか。
第12話で抑えておきたいポイントは以上である。
いよいよ岡部たちの前に姿をSERN。果たしてこの絶体絶命のピンチ、次回どうなってしまうのだろうか。