なにこれ未来を感じる…!AIキャスター、中国に降臨
2018/12/5、中国でAIキャスターが開発されたニュースが流れた。
この技術革新について、私的な意見を述べたいと思う。
中国国営の新華社が、CGと合成し、開発した「AIキャスター」。
実在するアナウンサーの表情や言葉を2週間かけて収録し、その後、AIに3カ月ほどかけて学習させ、11月にデビューした。
中国語以外では、英語にも対応している。
見た目は人間そっくりで、読み上げた原稿は、中国の人が聞いても人が話しているのと遜色ないレベルだというが、「声の感じが不自然」、「機械的だ」などの声も聞かれる。
新華社では、この「AIキャスター」の登場により、人間のキャスターが現場により多く足を運び、取材する機会が増えることを期待しているという。
目次人間よりも優れていると思う点、改善点
いくつか挙げられるので、箇条書きで記す。
優れている点・コストダウン
→ アナウンサーの採用費、育成する教育費、報酬を考えると、AIキャスターの導入費の方がはるかに安いだろう。・間違いがない
→ ”かむ”、”読み間違える”ということがないので、誤った情報を伝えることは低くなるだろう。・多言語に対応
→ 開発したAIキャスターは英語・中国語に対応だが、日本語や他の言語を使用することも可能だろう。改善点・違和感をなくす
→ 「声の感じが不自然」、「機械的だ」という意見があるように、聞いていて不快にならず、ニュースがスッと入るようにしなければならないだろう。活躍が想定できる場、難しい場
活躍が想定できる場いくつか番組があるが、どのようなものに適しているかを推察する。
・報道番組
・ナレーション
・スポーツなどの実況
・歌番組などの司会進行
活躍が難しい場・バラエティ番組
キャスター以外にもAIが活躍できそうな場
ずばり言おう。AI店員だ。
例えばコンビニの店員、AI技術を駆使すれば人間よりも早く正確に会計を済ませられると思わないだろうか。
もっと言うと、AI公務員なんかも不可能ではないと思う。
AI駅員もAI警備員も、システムと連動することで人間以上の活躍をするかもしれない。
全自動運転の車に搭載すれば、AIタクシーだって可能だろう。
何十年か先の未来では人間よりも多く見る存在になっているのではなかろうか。
新提案:例えば初音ミクにAIを搭載してみては?
こんなところでも使えるかもしれないという、AI技術を簡単に。
毎年「ニコニコ超会議」という大きなイベントが開催されているが、その中でボーカロイドの初音ミクなどが3DCGでライブを開催しているのをご存知だろうか。
歌にあわせて、さもその場で歌っているかのように踊るのだ。
これにAI技術を合わせれば、マイクパフォーマンスのようなものも可能になり、より”リアル”な”生きた”初音ミクを見ることができ、バズるのではと予想する。
将来的にはより便利な社会になれば
今の日本社会は皆、働きすぎだと思う。もっと効率的に仕事をこなしていくにはAIの力は必要不可欠なのだ。
AIによって人々の働く時間が減り、今よりも休みが増え、ブラック企業などもはや死語になることを願う。
これからのAI技術の進化を切に願う。