『シュタインズゲート』第14話考察:α世界線・β世界線って何ぞ?
シュタゲ好きによるシュタゲ考察。今回は第14話。萌香達の正体に鈴羽の正体、α世界線?β世界線?かなり重要なことが判明する回なのである。普通に見てたらこんな多くの情報、入ってこないかも。
萌香の正体と襲撃理由・目的
まゆしぃを助ける為に、タイムリープを繰り返す岡部。
しかし、どんな手を尽くしても、まゆしぃを助けることは出来ず、必ず死んでしまうという。
たとえ萌香達の襲撃がなくとも、絶対に。まるで運命とでも言わんばかりに。
そんな時、メールでシャインングフィンガー(萌香)に接触する試みを思い浮かんだ。
襲撃の大元をどうにかするという考えに至ったのだろうか。
そしてタイムマシンの情報を餌に、萌香を呼び出す岡部。
銃を奪うと、正体を問いただす。
組織の名前は「アークリライト」だという。
そして自らを「ラウンダー」と名乗り、任務は「IBM5100の回収」だという。
さらに、ラボを襲撃する理由をこう述べる。
②タイムマシーンを作り上げた
③世間に公表しようとした
萌香は続ける。
「私への指示派FBから来る。」
そこで岡部は、何者かに襲われ、意識を失くす。倒れる岡部に萌香は告げる。
「FBは私の全て。」
目が覚めると、岡部は車の中にいた。今度は自分が銃を突きつけられ束縛されている。
まさにラボ襲撃直前という状況であり、
「まゆりを殺さないでくれ!」
と懇願するも、聞き入れられず、またも同じ状況に。再びタイムリープマシンを使用する。
ここでは、萌香達「ラウンダー」が岡部たちをずっと監視していたことがわかった。更に、その目的がタイムマシーンに関係することだと言うことも。岡部たちの敵が何なのか、何故襲ってきたのかが分かったのは大きい。
岡部は初めて牧瀬紅莉栖に事件の相談を
打つ手なしと言わんばかりの顔で、落ち込んでいる岡部の元へ、牧瀬紅莉栖が現れる。
ここまで、一人でまゆしぃを助ける為に足掻いてきた岡部だが、ここに来て初めて牧瀬紅莉栖に相談する。
タイムリープマシン完成直前に飛び、完成後、皆を解散させ今のことを話せと。
タイムリープし、牧瀬紅莉栖に事件の事を話し、相談する。まゆしぃを死に追いやっている原因、それはこの事件の引き金となっている事柄ではないかと推測する。
タイムリープマシンを壊す事も考えたが、その時、鈴羽がラボに入ってくる。
果たしてまゆしぃの死を止める方法はあるのだろうか。岡部一人では無理だったが、牧瀬紅莉栖とならあるいは?
鈴羽の正体とα世界線・β世界線
「世界を救うには、辿り着かなきゃきけないんだ。ダイバージェンス1%の壁を越えて、β世界線に。」
鈴羽は続けて説明する。
・その数値を指し示す唯一の手がかりが、ダイバージェンスメーターであり、未来の岡部が作った
・岡部は世界線を移動した時、前の世界線の記憶を持ち続けることが出来る。
・今いるα世界線=全てがまゆしぃと死という結果に
・β世界線=α世界線とは大幅に結果(未来)が異なる世界線
・ダイバージェンス1%を超えるとβ世界線に
・本来、世界線の異動は出来ない
・分岐が起きる時なら、α世界線からβ世界線への移動が可能
・タイムマシーンが開発された2010年(現在)も分岐点
・鈴羽はタイムマシーンに乗ってやってきた
・鈴羽は2036年から来ており、ジョン・タイターである
と、かなり多くのことが鈴羽の口から判明した。
要約すると、まゆしぃを助けるためには、今いるα世界線からβ世界線に移動しなければならない。ということである。
また、岡部だけが世界線を越えても記憶を持ち続けるということで、この世界線移動を行うのは岡部になるだろう。果たして岡部は今いるα世界線を超えてβ世界線へ移動するのか。
もう一つ、α世界線の未来がまゆしぃの死であったが、
β世界線の未来はどうなのか。
不確定要素も多いのが気になるところだ。
いかがだったであろうか。
第14話で抑えておきたいポイントは以上である。
今回、かなり重要な情報が明らかになったが、説明についていくのが難しいと思うので、アニメを見ている方は2回3回と見直すことをおすすめする。