RPG風リアルジョブ②：英雄召喚！人事総務＝サモナー＆プリースト
世の中のジョブをRPGのジョブに例えるこの連載。
第二回は、人事総務職のサモナーとプリーストっぽさを語る。
【人事総務職】 サモナー＆プリースト
人事総務職、それはパーティ（会社）における、サモナー（召喚士）とプリースト（補助役）。
パーティ（会社）では、メンバー（従業員）が定期的に死亡（退職）してしまう。
敵、時には仲間にやられて失ったメンバー（従業員）の代わりに、新たなメンバーを召喚するのがサモナーの役割。
強力なメンバーを召喚する為、儀式（面接）を行うが、適当にやってしまうとパーティの戦況を大きく不利にしてしまう。メンバーの人柄やレベルを見抜く力が要求されるジョブだ。
さらに、メンバーに対して様々な補助魔法（健康診断、社会保険手続、勤怠管理、給与計算、福利厚生）をかける、パーティを支える要ともいえる。
→ サモナーとしての最も重要な技、英雄召喚。
戦況は日々変わってくる。時には今のメンバーでは全滅してしまうこともある。
そんな時、サモナーはパーティを強化すべく、新たな戦力を投下するのだ。
一線級の英霊を召喚できれば成功、しかし時には戦力にならない駄犬を召喚し失敗してしまうことも。
焦らず召喚儀式（面接）を丁寧に行うことが問われる。
必殺技② 「異界送り」
→ パーティの中には、違うパーティへ移りたい（転職・退職）したいというメンバーが出てくる。
このとき、彼らに対してサモナーは、異界送りをしてやる必要がある。
異界送りの呪文「今後もお身体に気をつけて、次の職場でも更なるご活躍を。」
必殺技③ 「ヘルス・ジェッジメント」
→ メンバーは日々、戦いの中でダメージを受ける。
そこで年に一度、メンバーの状態異常を回復する為唱えるのが、
ヘルス・ジェッジメント（健康診断）。
これにより、パーティメンバーをより万全な状態で戦わせることが出来る。
必殺技④ 「ロジカル・ライザー」
→ 現メンバーの能力を強化するため定期的にかける知力向上バフ。
それこそが、ロジカル・ライザー（研修）だ。
こんな時、どうしたら良いのか、どう戦うべきか。
個々の戦術を向上させることで、攻撃・防御の判断力をアップさせる。
潜在能力を見抜く力が必要
メンバーを助ける、補助職としての側面が強いこのジョブ。
サモナーとして新たな戦力を投下することで、パーティをより優位に戦いやすくするのはもちろん、プリーストとしてメンバー個々の能力を向上させる役割が期待される。
それには、新たなメンバーはもちろん、現メンバーの状態および能力を見極める力が必要だ。
パーティを常にベストなコンディションへ整えよう。
いかがだったであろうか。第２回は補助職として戦いを支えるサモナー＆プリースト（人事総務）をご紹介した。次回のジョブもお楽しみに。
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