運動不足をどうにかしたい…でも、普通のジムに通うのは高いし、続く気がしない。
そんなドケチでズボラ気味な自分が、ついに月額3,000円台の「チョコザップ」に入会してみた。
この記事では、初心者の自分が実際に通ってみた感想を正直にレポート。
口コミではわからない「ここが良かった!」「これは微妙だった…」というポイントをリアルにまとめてみた。
チョコザップが気になっている人、入会を迷っている人の参考になれば幸いだ!
はじめに:なぜチョコザップに入会したのか?
「ちょっと運動不足かも…」
そんなモヤモヤを抱えつつも、月額1万円以上払ってジムに通うのはコスパ的にどうなんだ? という疑問がずっとあった。
でも──
- 自転車で行ける範囲に数店舗がある
- たまたま見つけた“ゲリラキャンペーン”で2ヶ月無料
- 月額3,000円台の安さ
- 退会もネットで完結できるという気軽さ
これだけ条件がそろえば、「ちょっと試してみるか…」という気にもなる。
実は前からチョコザップの存在は気になっていたし、広告もよく見る。
正直、私はドケチな性格なので、運動にだってできるだけお金はかけたくない。
でも健康は気になるし、軽く体を動かしたい。
安くて気軽に行けるなら…「これならゆるく続けられるかも?」という淡い期待を抱えて、ついに入会してみた。
というわけで、この記事ではそのリアルな体験談を、「忖度なし」でお届けしていく。
実際に行ってみた:初めてのチョコザップ体験

アプリをDLし、必要事項を入力すれば即会員証のバーコードが発行される。バーコードは入店や退店の際に使用する。
最初に行った店舗は、なんとカラオケ付きのチョコザップ。
これはチョコザップの中でもかなりレアなタイプで、前日に予約をした。1枠20分で1日4枠80分まで予約できるので、思い切って4枠を前日に予約。
https://chocozap.jp/service/karaoke
設備はJOYSOUND。有線マイクに、スピーカーはまぁ…そこまで音質がいいとは言えない。
なので「本気でカラオケを楽しむ!」というよりは、ストレス発散とか、歌の練習にちょうどいいという感じ。軽く一曲歌って帰る、くらいのノリなら全然アリ。
入店時には、噂の“スターターキット”も受け取れた。
中には体重計とヘルスウォッチが入っていて──
- 体重計はアプリと連動して、毎日自動で記録してくれる優れもの。これは正直めっちゃ便利。
- ヘルスウォッチ? これは…開封して即、さよならした。特に問題はない。私は装飾品が嫌いで普通の腕時計も嫌いだからだ。

そして肝心のジム設備。
この店舗にはトレッドミル(ランニングマシン)とバイクがあったけど、トレッドミルは他の利用者が使っていたため、バイクを選択。(ほぼ全てのチョコザップにトレッドミルとバイクはある。)
これがなかなか…想像以上にキツい。
15分くらいで足パンパン
ペダルの負荷は軽くしたり重くしたり調整できるが、使い方がよくわからなかったので適当な負荷にしたのが間違いだったかもしれない。
初日の感想
「カラオケも楽しめて運動もやってなんか充実感あるなぁ」
2日目のチャレンジ:ウェイト系マシンを体験してみた

翌日は別の店舗へ。
チョコザップにはランニングマシンやバイクといった有酸素のマシンだけじゃなく、筋トレ系のマシンもある。種類としては公式サイトにも載ってるけど、代表的なのは以下のようなもの:
- ラットプルダウン(背中)
- チェストプレス(胸)
- ショルダープレス(肩)
- レッグプレス(脚)
https://chocozap.jp/service/training_machine
この日は、各マシンを1セット20回ずつという超ライトメニューで試してみた。
が──
翌日、見事に筋肉痛。
正直、なめてた。
マシンの使い方はよくわからなかったので、アプリの説明画面や貼ってある使い方みたいなのを読んで真似してみた。初心者だと(特に男は)見栄を張って無駄に重いウェイトを設定しがちでそれが原因だ。
レッグプレスよりも上半身系の方が格段にきつかった。
フォームに集中してやったら、1セットでもじゅうぶん刺激が入る。
「普段、どれだけ体を動かしてないか」が露骨に出てしまった。

そしてその流れで、気合いを入れてランニングマシン(トレッドミル)にも挑戦。
チョコザップのランニングマシンは、プリセットで30分に設定されているけど──
15分で限界。
汗だくで足は重く、心拍は上がりまくり。これは地味にキツい。
今となってはわかるのだが、他の利用者を見ると、けっこうみんな30分走ってる人が多い。
ちなみにランニングマシンは一番人気のマシンで、時間帯によっては埋まってしまうので注意。
無酸素も有酸素やってかなり充実感があった!
3日目の体験:ピラティス・ホワイトニング・マッサージチェアに挑戦

3日目はガチの運動はお休みして、エステ系設備を初体験。
チョコザップって、実は“ジム”というより“セルフケア複合施設”って感じなんですよね。
◆ピラティス(リフォーマー)
動画を見ながらなんとか使ってみたけど……
正直、使い方がよくわからない。
腕や足を伸ばしたり縮めたり、ストレッチと筋トレの中間みたいな感じ?というふんわりした理解で挑戦。
ただ、フォームが合ってるのか不安なまま終わった。
慣れてくれば効果あるのかもしれないけど、初見の人にはちょっとハードル高め。
あと足を閉じたり開いたりもするのでちょっと恥ずかしいかも。
◆ホワイトニング
専用のマウスピースを口にくわえて、光を当てる。
歯科医院でやるホワイトニングと比べるとお手軽感はあるけど、今のところ効果はよくわからない。
ただ、継続すれば白くなるかもしれないという期待はあるので、「美容系も試したい勢」にはアリかも。
◆マッサージチェア
意外と一番良かったのがこれ。
が、ここで発覚。
店舗によってマッサージチェアの機種が違う。
しょぼい旧型と、割と新しい型があって、気持ちよさに差がある。
しっかりほぐされたい人は、ハズレ機種の店だと「あれっ?」ってなるかも。
それでも、出先でちょっと休憩したいときに使えるのは大きなメリット。
運動ナシで「マッサージだけ利用」って日があっても、全然アリ。
ちなみに私はウェイト系15〜30分(置いてる機器の種類で変動)→トレッドミル30分→マッサージチェア20分をルーティンとしてる。
チョコザップの良かった点まとめ
◆とにかくコスパが神
月額3,000円台で、全国の店舗が24時間使い放題。
ランニングマシンも筋トレもカラオケもホワイトニングも…ぜんぶ込みでこの価格は破格。
“フィットネス界のサブスク革命”って感じ。
◆「ガチ勢」がほとんどいない
ムキムキのトレーニーはほぼおらず、だらしない体でも誰も気にしない。
鏡の前でポージングする人もいない。ゆるい雰囲気が安心できる。
◆混雑状況がアプリで見れる
リアルタイムで混雑状況をチェックできるから、「今ちょっと空いてるな」って時を狙って行ける。
無駄足を防げるのは地味にありがたい。
◆着替え・靴の履き替え不要
服装も自由。Tシャツ・短パンでもOK。
仕事帰りや買い物ついでに“ちょっとだけ運動”ができる気軽さ。
◆退会・休会もオンラインで完結
スマホから簡単に手続き可能。
他のジムみたいに「店舗に行って書類出して…」みたいな面倒くささゼロ。
“辞めやすい”のも、気軽に始められる理由のひとつ。
◆体重計で自分の体に向き合える
スターターキットでもらえる体組成計はアプリと連動。
毎日体重・体脂肪が記録されるので、自然と健康意識が高まる。
◆全店舗無人。誰ともしゃべらなくていい
これ、地味に神機能。人間関係ゼロ。
「こんにちは〜」すら不要で、黙々と運動して、サッと帰れる。
コミュニティがないぶん、煩わしさもない。
チョコザップの気になった点・微妙だった点まとめ
◆ウェイトマシンをガッシャーン!!と鳴らす雑魚が結構多い
雑にマシンを使って爆音を響かせる人、普通に多い。
あれがマジで不快。「いや、落とすなようるせえよ」
「見栄張って重いウェイトにするなよ雑魚」ってみんな思ってる。
こういう雑な使い方のせいで、実際にマシンが故障して使えなくなってる店舗もある。
周りの迷惑になっているのに一生気づかないのがヤバすぎる。
しっかりと筋肉がついてる人ほど自分に合ったウェイトとゆっくり負荷のかかるトレーニングをしてて、置き方も丁寧で無音なんだよね。
◆マシンに座ってスマホ休憩クソ野郎にも地味にストレス
例えば1セット15回を3セットやる場合、セット間のインターバルで30秒〜2分ほど休憩することはある。
しかし5分以上、マシンに座ってトレーニングもせずスマホをいじってる奴が多い。
それはもうセット間のインターバルってレベルじゃない。
座ってSNS、ゲーム、動画視聴をしてるなら、一回どいてくれ。普通に邪魔だ。
◆マシンが壊れたまま長期間放置されてることも
「修理中」の張り紙だけ貼って、口コミを見ると1ヶ月以上放置されてるであろうマシンも。
全国展開ゆえにメンテナンスが追いついてない店舗もある様子。
◆布巾がびしょびしょで触る気にならない
マシンを拭く布巾、洗浄液?でひたひたで湿っている率が高い。
むしろそれで拭いたら逆に汚れてない?って気分にすらなる。
ペラペラの布巾じゃなくて、布巾を厚くするのと、速乾性のあるアルコールにすればいいのに。。
◆虫の多い店舗、普通にある
一部の店舗は、虫が多くて不快。
特に夜行くと、照明に集まってくる系のやつが…。
コンビニみたいにLED照明にしてないのかな?虫が入ってこない対策と、巡回清掃を増やしてほしい。
◆いつも混んでる店舗も存在する
アプリで混雑状況は見られるけど、どの時間帯でも混んでる人気店舗もある。
混雑回避したくてもそもそも空いてるタイミングがない、なんてことも。
行ったはいいけど空いてなくて何もできないってこともある。
◆マシンのラインナップは店舗によってバラバラ
「今日は脚やるぞ」と思って行った店舗に、レッグプレスが置いてないとか普通にある。
複数の店舗を回れないと、目的のトレーニングができないことも。
入会前に必ず近隣の店舗のラインナップを確認すること。
◆都心の店舗には駐輪場がないケースも
チャリで行こうとして駐輪場なくて詰むパターン、地味にある。
店舗紹介ページにも書いてないことがあるから要注意。
◆シャワー・鍵付きロッカーは一切ナシ
汗をかいたあと着替えたい人や、貴重品を預けたい人には向いてない。
「本格的なジム」とは別物と割り切った方がいい。
ロッカーはオープンロッカーなので、正直誰でもいつでも盗める状況。
◆マシンの使い方は“人がいない時間帯”に覚えるのが吉
説明動画やポスターはあるけど、混んでる時に初見で触るのはプレッシャー。
深夜や早朝など、空いてる時間にこっそり練習した方が気楽。
◆1店舗だけだとマンネリ化しやすい
通いやすさで1店舗に絞ると、設備・空気感・配置に飽きがくる。
複数店舗を回せる人の方が“飽きにくさ”という意味でも向いてる。
あと今はこの店舗混んでるから別の店舗行こうっていう選択肢ができないと地味にストレス。
◆モチベーションは完全に“自分次第”
チョコザップには、トレーナーもいなければ、仲間もいない。
パーソナルジムのように誰かが見てくれるわけでも、レッスン型ジムのように励まし合う雰囲気があるわけでもない。
つまり──
行かないのも自由、サボるのも自由、そしてやめるのも自由。
これは裏を返せば、継続するモチベーションを保つのが一番むずかしい。
意志が弱い人や、「誰かに見られてないと頑張れない」タイプの人には、逆に不向きかもしれない。
「一週間で⚪︎日は必ず行く」
「⚪︎日連続で行かなくなったら辞める」
と決めておかないと無駄サブスクと化す。
まとめ:チョコザップは“軽く動きたい人”に最適解
結論、チョコザップは「お金をかけずに、軽く運動したい人」にとってベストな選択肢。
服装も自由、予約も不要、月額3,000円台でいつでも行ける──
ここまでハードルが低いジムはなかなかない。
ただし、「筋トレを極めたい」「設備や環境にこだわりたい」という人にとっては物足りないはず。
準ガチ勢〜ガチ勢は、素直にゴールドジムや24時間本格系ジムに行ったほうが満足度は高い。
チョコザップはあくまで「ゆる運動派」「継続が苦手な人」「ジム初心者」のための場所。
なので、目的と相性さえ合えば、これほど使いやすいフィットネス空間はないと思う。




