一緒にいても“なんか会話が続かない人”、いませんか?
実はそれ、性格のせいじゃなくて、無意識に出ている“会話のクセ”のせいかもしれません。
しかもそのクセ、自分でも気づいてないことがほとんど。
今回は【会話がつまらない人/弾む人】の違いを、“具体的な言い回しと会話例”で比較してみました!
「もしかして私も…?」と思った人ほど要チェックです。
目次
①【すぐ「…とか」で逃げるクセ】
「最近、休日にどこかいきました??」
【会話がつまらない人】
「最近? まぁ映画とか」→「どんな映画?」→「いろいろ」→(終了)
→ 具体性ゼロ、話はそこでストップ。話を広げる気ゼロ。
【会話が弾む人】
「映画だね!昨日観たのが“何も起きない系ホラー”だったんだけど、逆に怖すぎて(笑)」
→ 具体的なジャンル+自分の感情が入ってて、自然に次の会話につながる。
【ポイント】
“とか”は会話の逃げ道。「相手が聞いてくれるだろう」前提のボールは、実は全然優しくない。
広げたいなら、“ひとくち分のネタ”をちゃんと添えて渡そう!
②【「自分語り」にすり替えるクセ】
「この前、表参道のカフェ行ったんですけど、雰囲気がめちゃくちゃよくて!」
【会話がつまらない人】
「へぇ、カフェ行ったんだ。俺もさ、この前カフェ行ったんだけど、そこでさ〜(話し始めて10分)」
→ 人の話はスルー、自分の話にすり替え完了。会話泥棒の現行犯!
【会話が弾む人】
「表参道のカフェって、ちょっと隠れ家的な雰囲気のとこ多いよね!どこ行ったの?内装どんな感じだった?」
→ 相手の話をベースに“深掘り+興味”で話がふくらむ。
【ポイント】
「俺もさ〜」で始まる話、そこから“自分の話だけ”になると、聞いてる側は置いてけぼり。
本当に会話が上手い人は、“自分の話”じゃなくて“相手の話を広げる”のが上手い!
③【「質問返し」できないクセ】
「この前、浅草行ってきたんですよ〜久しぶりに行ったらめっちゃ人が多くて!」
【会話がつまらない人】
「へぇ〜そうなんだ〜」
→ 相槌はあるけど、そこで会話が止まる。
→ “興味ゼロ”というより、“聞いてるだけで会話が成立していると勘違いしている”タイプ。
【会話が弾む人】
「いいな!今って屋台とか出てた?何か食べた?」
→ 自然な興味と質問返しで、会話がちゃんとキャッチボールに。
【ポイント】
リアクションや相槌だけじゃ、会話は続かない。
“聞いてる風”じゃなく、“聞き返す”ができる人は一緒にいて心地いい!
④【「話のオチ」がないクセ】
「昨日、新しくできたカフェ行ってみたんですよ!」
【会話がつまらない人】
「へぇ〜。俺も最近カフェ行ったけど、まぁ普通だった」
→ 何が良かったかも悪かったかも不明。
→ え、それだけ…?で??と反応に困る空気だけが残る。
【会話が弾む人】
「カフェっていいよね!この前行ったとこ、看板が手書きで“気まぐれ開店中”って書いてあって、閉まってた(笑)」
→ ちょっとした“オチ”を添えるだけで印象に残る話に!
【ポイント】
話に“オチ”っていっても、大爆笑の必要なし!※芸人でも難しい。
「えっマジ?」とか「うわ、それは意外!」ってなる小ネタがあると、それだけで会話が生きてくる。
⑤【話の内容が「ふわっとしすぎる」クセ】
「この前〇〇のライブ行ったんですけど、めっちゃ楽しかったです!」
【会話がつまらない人】
「へぇ〜いいね、なんか、楽しそうな感じだったんだね」
→ 「なんか」「〜な感じ」多用で、ふんわりしすぎて何も伝わらない。
→ 感想が空気みたいに消えていく…。
【会話が弾む人】
「いいなー!あの曲やった?あれって生で聴くと鳥肌立たない?!」
→ ピンポイントの共感と感情の“芯”があるから、一気に盛り上がる!
【ポイント】
「なんか」と「〜な感じ」は言葉のサボり。言わない方がマシ。
感想って、ちょっと具体的に言うだけで相手にちゃんと届く。言葉に“熱”を乗せよう!
⑥【「時系列がバラバラ」なクセ】
「先週、友達と小旅行に行ってきたんですよ〜!」
【会話がつまらない人】
「えーと、それでその前にホテル着いて…あ、いやその前に昼ごはん食べてて…でも夜にはなんか…えーっと…」
→ 時系列がごちゃごちゃで、何がいつ起きたのか分からない。
→ 聞いてる側は完全に迷子状態。もうええわとなる!
【会話が弾む人】
「まず昼前に着いて、そこで有名な蕎麦屋行って、そのあとチェックインしたんだけど…部屋がまさかの和室でテンション爆上がりだった(笑)」
→ 順序がスムーズでイメージしやすい!その場面が自然に浮かんでくる。
早口になりすぎずちょうどいいテンポで聴きやすかったりする。
【ポイント】
話って“順番”があるだけでぐっと伝わりやすく想像しやすくなる。
内容が面白くても、時系列が崩壊してると台無しに!聞き手の脳内に地図を描いてあげる意識を!
“面白い話を持ってるかどうか”じゃなくて、
話し方のクセ次第で、会話の印象ってここまで変わる。
ちょっとした語尾、ちょっとした反応、ちょっとした順序。
その積み重ねが「一緒にいて楽しい人」か「何か話しづらい人」かの分かれ道になるのかも。
気づいた今がチャンス。クセ、整えてみませんか?