中二病意識高い系アニメヲタク、天覇院禍龍魔(てんはいんかるま)が教える洗練された?中二ワード講座。
前回に続き第二回。今日から会話の中でさりげなく使って知性の高さをアピールせよ!
マニフェスト・デスティニー
─ 19世紀、アメリカの西部開拓運動を神からの使命であるとして正当化する考え。
比喩として使うならば、不条理な事を正当化する時に用いれる。
─ 翌日。
フェルマーの最終定理
─ 17世紀、フランスの数学者フェルマーが残した定理。
【3以上の自然数 n について、xn + yn = zn となる自然数の組 (x, y, z) は存在しない】
長らく誰も証明することも反例を挙げることもできなかったが、1994年、プリンストン大学のアンドリュー・ワイルズによって証明された。
証明することも反例を挙げることも出来ない、真偽を確認できない事項の比喩として使える。
シュレディンガーの猫
─ オーストリアの物理学者エルヴィン・シュレーディンガーが行った量子力学における思考実験を例えた言葉。
量子力学の確率的解釈を批判した例え話である。
・猫と箱を用意する。猫を箱に入れる。
・箱に確立50%でランダムに崩壊する放射性物質と、それを検知し毒ガスを発生する装置を入れて蓋をする。
・蓋を開けるまで、猫は死んでいるか生きているかわからない状態である。
・これによって、確率的解釈(猫が生きている状態と死んでいる状態が同時に存在する事象)を批判した。
どちらとも言いがたい、わからない状況の比喩として使用しましょう。
ヴォイニッチ手稿
─ 1912年、イタリアで発見された古文書。
解読不能な文字で書かれている為、内容が不明である。
いかがだったであろうか。
普段聞きなれない言葉がすっと出てくると、知的に見え尊敬されるだろう。