「そんなのに騙されるわけがない」と思っていませんか?
しかし、詐欺の手口は日々巧妙化し、誰もが狙われる可能性があります。宅配業者や役所、大手企業になりすます詐欺、簡単に儲かると謳う投資詐欺、恋愛感情を利用した詐欺など、身近な場面に潜む罠は意外と多いもの。
実際に被害に遭う前に、詐欺の手口を知り、対策を学ぶことが大切です。本記事では、最近多発している詐欺の事例と対策をわかりやすく紹介します。
狙われやすいのはこんな人!
詐欺師は、特定の傾向を持つ人を狙って巧妙に近づいてきます。
以下のような特徴に当てはまる人は、特に注意が必要です。
✅ スマホやネットの操作に慣れていない人
→ メールやSMSのリンクをそのまま開いてしまい、詐欺サイトに誘導されるケースが多い。
✅ 「お得」「簡単に稼げる」と聞くとすぐに興味を持つ人
→ 投資詐欺や副業詐欺のターゲットになりやすい。
✅ 家族や友人に相談せず、一人で判断しがちな人
→ 冷静な意見を聞けないため、詐欺師の言葉を信じてしまうことがある。
✅ 忙しくて細かい確認を後回しにする人
→ クレジットカードの明細やサブスクの請求を見逃し、高額請求に気づかないことも。
✅ 「突然の連絡」に弱く、焦るとすぐに対応してしまう人
→ 役所や銀行を装った詐欺に引っかかりやすい。「今すぐ手続きしないと」と言われると冷静な判断ができなくなる。
詐欺師は相手の心理を巧みに利用してきます。狙われやすいポイントを知っておくだけで、被害に遭う確率はぐっと下がります!

配送会社なりすまし詐欺(個人情報抜き取り・送りつけ詐欺)
宅配業者(ヤマト運輸、佐川急便、Amazon など)を装い、
「荷物をお届けしましたが不在でした」などのSMSやメールを送信。
偽のサイトへ誘導し、個人情報(住所・電話番号・クレジットカード情報)を盗む手口。
また、頼んでもいない荷物を勝手に送りつけ、代引きで代金を支払わせる「送りつけ詐欺」 もある。
→ 対策:
✅ 不審なURLは絶対にクリックしない(本物の公式サイトとそっくりな偽サイトがある)
✅ 公式アプリや公式サイトから配送状況を確認する(SMSやメール経由ではなく、自分で検索して確認)
✅ 身に覚えのない荷物は受け取らず、「受け取り拒否」する(代引き詐欺に注意)
ヤマト運輸なりすまし
佐川急便なりすまし
Amazonなりすまし
日本郵便 ゆうパック 代引き 送りつけ詐欺


カスタマーサポート詐欺(有名企業のなりすまし)
Amazon、Apple、銀行、クレジットカード会社などのカスタマーサポートを装い、
「不正利用の疑いがあります」
「アカウントがロックされました」といったSMSやメールを送信。
偽のログインページに誘導し、IDやパスワード、クレジットカード情報を盗み取る手口。
また、電話で「問題を解決するために遠隔操作が必要」と騙し、パソコンを乗っ取るケースもある。
→ 対策:
✅ メールやSMSのリンクをクリックせず、公式サイトやアプリで確認する
✅ 企業のサポートは基本的に「電話をかけてこない」ので、不審な電話は無視する
✅ 本物かどうか不安なときは、公式サイトの問い合わせ窓口から連絡する
アメリカン・エキスプレスなりすまし
Amazonなりすまし
Appleなりすまし
りそな銀行なりすまし

投資詐欺・副業詐欺(「絶対に儲かる」は詐欺)
「スマホで簡単に稼げる!」
「1日5分で○万円」
「元本保証で絶対に儲かる投資」
などの広告やDMで勧誘し、高額な投資商品や情報商材を買わせる手口。
また、
「まずは登録料を払ってください」
「初期費用○万円で始められます」と言われ、
お金を払った後に何のサポートもなく音信不通になるケースもある。
→ 対策:
✅ 「絶対に儲かる」「ノーリスク」は100%詐欺だと思う
✅ 金融庁の「無登録業者リスト」をチェックする(怪しい業者は載っている)
✅ 「友達からの勧誘」でも慎重に(友達も騙されている可能性あり)
副業詐欺(誰でも 簡単 楽 稼げる がキーワード)
投資詐欺(元本保証 絶対稼げる・儲かる がキーワード)
恋愛詐欺・ロマンス詐欺(マッチングアプリ・SNSでの騙し)
マッチングアプリやSNSで知り合った相手が
「好きになった」「将来を考えている」と親しくなり、
「お金を貸してほしい」「投資しない?」と金銭を要求する手口。
また、「国際ロマンス詐欺」と呼ばれる、海外在住を装った相手が
「会いに行きたいが資金が足りない」
「プレゼントを送りたいが関税が必要」などと騙すケースもある。
→ 対策:
✅ 会ったこともない人にお金を貸さない・投資しない
✅ 「すぐに親密になる」「話がうますぎる」相手は警戒する
✅ 送金を求められたら詐欺だと疑い、家族や友人に相談する
QRコード決済詐欺(偽のコードに注意)
飲食店や駐車場、イベント会場などに偽のQRコードを貼り付け、スキャンした人を詐欺サイトに誘導する手口。
偽サイトでは個人情報やクレジットカード情報を盗まれたり、支払い先が詐欺師の口座になっていることもある。また、宅配便や公共料金の支払い案内を装った偽のQRコード付きメールも増えている。
→ 対策:
✅ 店や施設の公式QRコードかどうかを確認し、勝手に貼られていないか注意する
✅ メールやSMSに添付されたQRコードはむやみにスキャンしない
✅ 支払い時にURLや決済先が正しいかチェックする

還付金詐欺(e-Taxを騙る手口)
「e-Taxから還付金のお知らせ」
「税務署からの重要なお知らせ」
といったメールやSMSが届き、還付手続きを装った偽サイトへ誘導する手口。
本物そっくりのログイン画面を作り、マイナンバーや銀行口座、クレジットカード情報を盗む。
また、フィッシング詐欺の一環として、「還付金を受け取るには本人確認が必要」として個人情報を入力させるケースもある。
→ 対策:
✅ e-Taxや国税庁がSMSやメールで還付手続きのリンクを送ることはない
✅ メールやSMSのURLをクリックせず、公式サイト(国税庁HP)からe-Taxにアクセスする
✅ 不審なメールが届いたら、税務署や国税庁の窓口に確認する
サブスク詐欺(「無料体験」の落とし穴)
「初月無料!」「登録だけで○日間タダ!」と宣伝し、解約が困難な仕組みを利用して高額な料金を請求する手口。特に、海外サイトのサブスクやアプリ内課金で、解約方法が分かりにくいものが多い。また、「無料体験」のつもりでクレジットカードを登録したら、自動更新で高額請求されたというケースもある。
→ 対策:
✅ 登録前に解約方法を必ず確認し、公式サイトの説明を読む
✅ クレジットカード登録が必要な無料体験は慎重に
✅ 登録後すぐにカレンダーやリマインダーに解約期限をメモする
点検商法詐欺(「無料点検」の罠)
「電気設備の点検を無料で行っています」
「水道管の劣化を確認します」
「屋根や外壁のひび割れを見つけました」
などと業者を装い、家に上がり込んで不要な工事を契約させる手口。
中には、「このままだと火災や水漏れの危険があります」と不安を煽り、高額な修理費を請求するケースも。
また、本物の業者を装った偽の作業員が、点検中に金品を盗む被害も報告されている。
→ 対策:
✅ 突然の訪問はすぐに信用せず、必ず会社名・身分証を確認する
✅ 契約を迫られても即決せず、家族や自治体に相談する
✅ 電力会社やガス会社、自治体の点検は事前通知があるため、突然の訪問は疑う
おわりに
詐欺の手口は巧妙になり、ターゲットは特定の人に限られません。
「自分は大丈夫」と油断していると、いつの間にか騙されてしまうこともあります。
少しでも違和感を覚えたら、一度立ち止まり、家族や信頼できる人に相談することが大切です。
詐欺師の手口に引っかからないためにも、最新の情報を知り、冷静に対処できるよう心がけましょう。
