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【脱・傍聴童貞】はじめての裁判傍聴~ビビらなくてOK~

2023年9月某日、前々から行ってみたかった裁判傍聴に初めていってきた。

傍聴に興味がある人や行ってからの流れを知っておきたい人に向けて記事を書いてみる。

目次

訪れたのは・・・東京地方裁判所!

私が傍聴童貞を捨てたのは「東京地方裁判所(東京地裁)」だ。

省庁が数多く集まる日本の中枢「霞が関」駅 A1出口 から徒歩1分で到着。

入口で荷物を警備員に預けて、金属探知機みたいなのに入れていざ建物の中へ!

なんで東京地裁を選んだの?っていう理由はこんな感じ。

裁判の数が多い = 色んな裁判を傍聴可能!

満席で傍聴できない場合も他の裁判を傍聴可、異なる毛色の事件を傍聴可

〇〇支部は裁判が少ない。東京地裁でなくともその地方の中枢にある大きな裁判所がおすすめ!

持ち物としてメモ帳はマスト!エレベーターめっちゃあった!地下に食堂やコンビニもあるよ~

まずは興味ある裁判を見つけよう!

1F、入ってすぐのところに8台くらいのタプレットが並んでいて人がいた。

タブレットを触ってみると、その日の裁判一覧が時間や刑事・民事などで検索可能!

以前は「開廷表」という紙だったらしいが、時代が進んだものだ。(ネットからは調べられないorz)

開廷時間= 平日の10時~12時、13時~17時

裁判の開廷時間などを検索できるタブレット型の情報端末は2017年に東京地裁で初めて採用されたとか

興味のある裁判の時間と場所(何階のどこ)をメモしよう!

平日仕事の人は有休取っていこ~!あといちいち1Fに戻ってまた検索するのは面倒なので、予定表は一気に検索してメモっとくべし!

傍聴するときのマナー

はじめて傍聴するとき、怒られないか不安だった。

知らない内に何か粗相をおかしてしまわないかと思ったからだ。

結果何も言われなかったけど、注意すべき事はこんな感じ。

私語厳禁、スマホ・携帯電話使用禁止、歩く音や扉の閉開も静かに

紙のメモはOK、途中入室・途中退室OK、どこに座ってもOK、服装はTシャツ短パンでもOK

お腹の音や咳はセーフだったよ!これはなんか微妙な裁判だなって思ったら静かに忍者の如く退室しよ~

「刑事事件」「新件」の裁判がおすすめ

裁判の一覧を見ていると「民事」「刑事」があるが、「刑事」の方がわかりやすいといわれている。

「民事」は当事者が裁判に来ないことが多い、数分で終わること、争点がわかりにくい・・・など、たしかに初心者には何がなんやらという気がする。

刑事には、主に「新件」「審理」「判決」の3種類があることに気づく。

「新件」のおすすめ理由は↓

「新件」・・・初公判なので、検察官が被告人に対する起訴事実(犯罪の内容)を読み上げてくれる!

「新件」はああこういう犯罪犯したのねってわかるから、何についての裁判かすっと入るんだよね~

「審理」も何の裁判かの説明が省かれていることがあるが、検事が途中で「起訴事実〇〇について~」みたいに説明してくれる事もあってなんとなく何の犯罪を犯したのかわかる。

なによりも「新件」(初公判)で行われなかった場合、「証人尋問」「被告人質問」が行われる可能性があり!

証言台(裁判所の真ん中)で話すアレ。

被告人や証人が話す心情や検察の指摘、弁護士の援護射撃などなど、これこそ傍聴の真髄でしょ!

「判決」はなんか5分くらいで罪状と懲役〇年、執行猶予〇年とか言ってさっと終わるイメージ。

被告人が外国人の裁判は微妙かも

覚せい剤だとか不法滞在だとか傍聴した結果、

外国人の裁判はちょっと飽きる。眠い。

外国人は黙秘 & 通訳が長い

何で?どうして?やっちゃったのとか心情が聞きたいんだよ!通訳長すぎ~

個人的には「窃盗」が傍聴しやすかった

7件くらい傍聴したんだが、人生ではじめて傍聴したのが「窃盗」

これがほんとわかりやすかった。シンプルなんだよね。

初公判だったと思うんだけど、起訴事実~判決までコンパクトにまとまってた。

①何をいつ盗んだか?

(某ホテルで入浴中の客のサイフから金を)

②どうして盗んだか?

(推しのライバーに投げ銭(課金)するため)

③今後どうするか?

(反省してる気持ちと再犯防止をテンション低めに)

④判決

(懲役〇年、執行猶予〇年的な)

次回に引き伸ばしにならず、1回で判決までいっちゃうのすきぃ~

傍聴してよかった事

人間の心理が知れる

嘘っぽいな~、演技っぽいな~っていう矛盾点や人を見抜く力が養われる

犯罪するとこうなるんだっていう抑止力が備わる

法に携わる方の論理力や話し方が勉強になる

イケメン検事や美人弁護士もいて目の保養になったぜ~

連日裁判所へ訪れる常連「傍聴マニア」になるつもりはないが、

年に数回は法治国家に生きる人間として傍聴してみるのはアリ。

人生経験になるぜ~~!

被告人として立つのはごめんだけども、いつか「裁判員制度」(国民の中から裁判員に選ばれるやつ)で、法廷に呼ばれて「裁判員裁判」を行う日もあるかもしれないからね~~!

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