「自分スタンダード」で話してない?相手を不快にさせるジブスタとは

「自分スタンダード」で話してない?相手を不快にさせるジブスタとは

「あの人苦手だな」と思われる人は、大抵「自分スタンダード」な物言いをしている。

私自身も稀に、「自分スタンダード」な発言をしてしまうことがある。

「頑固」や「融通が利かない」と言われている人はその傾向が高く、もしかしたら周囲へ不快な思いをさせているかもしれないので注意が必要だ。

自分スタンダード(ジブスタ)とは?

自分が絶対的に正しいと思っている人間。

自分=まともな考え と信じて疑わない。

それ故、対立する意見は誤りであり悪だと思っており、無視や激怒、異常な嫌悪感を出す。

(なお、私は勝手にジブスタと略しており、該当者には「あ~ジブスタだなあやれやれ」と思って接している。)

自分スタンダードな口癖・ワード

常識/普通

「常識的(普通)に考えて~」

「〇〇が常識(普通)でしょ。」

ALL DOUBT
ひろゆき氏の言葉を借りるなら、「いやそれあなたの常識(普通)ですよね?」。ソースは?エビデンスは?と言いたくなる。

全否定系

「〇〇は絶対ないわ~。」

「まだ○○してないの?ありえない。」

ALL DOUBT
自分と同じ考えじゃないとイライラして攻撃的になりがち。最近だとワクチン接種の強要など。

押しつけ系

「早く〇〇した方がいいよ。」

「当然〇〇するんでしょ?」

※法律や公共のルール・マナー等を守っていない人間への注意は、押しつけではない。

ALL DOUBT
何かをするとしても私のタイミングで行う!君の指図は受けないのです。

共感ハラスメント系

「ひどいと思わない?〇〇もそう思うよね?」

「やっぱ○○ってオシャレだよね!」

ALL DOUBT
お、おう。。(共感しないと不機嫌になるんだろうな~)

正義マン・マナー警察

「自分自身が思う正義・倫理」に反する人には何をしても許されると思い、私的な制裁という名の犯罪行為を暴走して行う。一種の自分スタンダードといえよう。

ALL DOUBT
ここは日本で法治国家。私刑は許されないのである。

周囲への悪影響

恋人や夫婦間 → モラハラ、精神的DV案件

部下 → パワハラ案件

子供 → 虐待、毒親スパイラル

友人 → いじめ、ぼっち

近所 → トラブル

原因は育った環境:毒親育ち

重度の自分スタンダード人間は、毒親に育てられた可能性が高いと判断する。

これは私の個人的な経験からだ。前項に挙げたフレーズを私が最も耳にしていたのは子供時代。

つまりは、毒親の口癖なのである。

子に対して支配的であり、自分の意見に絶対服従させる

子が意見を言うことを許さず、反論したり逆らえば暴力や暴言で制す。

動物でいえば調教だ。そして自分もこう育ってきたからという理由で、同じことを我が子にして当然と思っている。

毒親はおかしいことをおかしいと思えないし気づけないのだ。

なぜなら「親に対してその口の利き方はなんだ!」 のような昭和脳へ洗脳されており、抑圧されて育ってきたために疑問を持つことをしない。

しかし、悪しき風習は断つべきなのである。

解決策

自分が自分スタンダード

①まずは、己の歪んだ認知(ベイシック・ミステイクス)を知る。

②その上で複数の視点を持つ(パラダイムシフト

 パラダイムシフトとは、「当たり前だと考えられていた価値観や概念が、大きく変化する」こと。

つまり、個人におけるパラダイムシフトとは、

一つの価値観(偏見・固定観念)に囚われず、複数の視点・価値観で物事を思考できること。

是非とも、ベイシック・ミステイクスに気づき、パラダイムシフトへと至ってほしい。

他人が自分スタンダード

→ この場合は諦めてあまり深くかかわらないのが吉。

  他人の考え方を矯正するのは容易ではないし、ましてやパラダイムシフトの思考が出来ることが正解ということでもないのである。

  それにたとえ家族でも、本人に変えよう・変えたいという意識が芽生えていなければ難しいだろう。

  他人へ(過度に)期待しない という考え方は非常に大事なのである。

  自分が変わることで周りに良い変化をもたらすこともあるので、まずは自分だ。

「自分はコミュ障かも」「人と仲良くなれない」という人は、「自分スタンダード」な可能性が高いので、これを機にジブスタを卒業し、より魅力的で円滑なコミュニケーションが取れる人へと成長しよう!

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