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RPG風リアルジョブ③:大魔法詠唱!クリエイティブ職=ソーサラー

世の中のジョブをRPGのジョブに例えるこの連載。
第三回は、クリエイティブ職のソーサラーっぽさを語る。

目次

【クリエイティブ職】ソーサラー

<特徴>
クリエイティブ職を一言で表すと、パーティ(会社)における、ソーサラー(魔法火力)。このジョブは初心者には向いていない。ある程度の経験を積んだ上級者でも難しい役割だ。ソーサラー(クリエイティブ職)と一括りに言っても、その実態は属性(専門分野)によって何種類かに分かれる。

主に出版業界で活躍するライターやカメラマン、ゲームから企業のHPまで広く活躍するデザイナー、映像作品などで活躍するディレクターなどなど、各々の異なる特異な属性で魔法を唱える(クリエイティブな作品を作る)。

彼らの魔法(作品)は、時として敵(顧客や読者、視聴者など)に大ダメージを与える。これは彼らの属性(作風)が、敵の弱点(好み)かどうかによって変わってくる。

その逆に、敵が耐性(好ましくない、不快)を持っていると、彼らの魔法は無効化されてしまう。

パーティ(会社)では、ファイター(営業職)とともに、攻撃の要として最前線で敵と戦う役割が期待される。ファイターの武器(商品のパッケージやコンテンツ自体)を、魔法で作り上げる事もある。

ソーサラーの特徴として、パーティに属さず、無所属(フリーランス)のソロプレイを好む傭兵的な要素も。自身で強力な魔法(バズるコンテンツ等)を発動出来れば、連日パーティ(会社)からスカウトが止まないだろう。

なお、ソーサラーは、魔力(才能、技術、アイディア)が尽きてしまうと、瞬く間にパーティから必要とされなくなるので、日頃から魔力を蓄えておく(流行などにアンテナを貼り巡らせセンスを鍛える)必要がある。

必殺技① 「詠唱」
→ 魔法を唱える(作品を生み出す)には、相当な魔力が必要である。
  類稀な集中力がなければ、詠唱(作品作り)は出来ぬのだ。
  ハイレベルなソーサラーになれば、早い詠唱で強力な魔法を発動できる。
 
必殺技② 「エターナル・アゲイン」
→ 魔法(作品)を発動させた後、さらに魔法の威力を高める二重詠唱。
  エターナル・アゲイン と呼ばれる。

  これは、自ら進んで行うこともあるが(作品のクオリティを上げる為)、
  敵に打ち消されて(やり直し・修正)止むを得なく行うこともある。
 
 いずれにしても、戦場においてタイムリミットを気にしながら唱えなければならない。
  

必殺技③ 「アルティメット・エクスプロージョン」
→ ソーサラーは、魔法(作品)で攻撃するが、新魔法を唱える時、偶発的な大ダメージを与えることが出来る。
  それがアルティメット・エクスプロージョンだ。
 
  新たな魔法を日々考えるソーサラー、時に超強力な一撃を繰り出すことが出来る。
 (カメラマンなどの奇跡の一枚、作家などの大ヒット作。)
  これを食らえば、敵は一溜まりもない。(心を奪える。)

 

常に個性的で強力な魔法(作品)を求められる

パーティの中でも、一発逆転的な攻撃を仕掛ける役割を求められるのがこのジョブ。
よって、今までの経験による安定したダメージ(クオリティ)と、これからの閃きによる新しい魔法(作品)を生み出さなければならない。

詠唱するには、常人では考え付かないようなアイディアを常日頃から考えていなければならない。

これはある意味、バトル外でも、脳内では常に新たな魔法を生み出す自分との戦いを余儀なくされることと同義であり、ソーサラー(クリエイティブ職)そのものが楽しいと感じないと、ひたすら苦痛である。

ただし、「これは!」というような大魔法を発動できれば、パーティの誰よりも注目を浴び、富と名声を得られるだろう。

逆に魔力(アイディアや熱意)が枯渇すると、何も役立てなくなるので注意が必要だ。

いかがだったであろうか。第3回は魔法職であるソーサラー(クリエイティブ職)をご紹介した。次回のジョブははたして。

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